隔日勤務タイプの特徴とは

隔日勤務とは、タクシー運転手の働き方として、最も一般的な働き方です。1日働いて1日休むというシフトになっており、勤務日の拘束時間は20時間程度です。そのため、朝から働いて、仕事が終わるのは翌日の深夜となることが多く、明番となるその日はそのまま休みとなります。もちろん、勤務時間内には休憩時間もきちんと含まれています。一カ月あたりの出勤日は11日から13日程度で、休みが多いのが特徴です。最初、隔日勤務スタイルで働くことに慣れるまでの間は、休日は疲れてずっと寝てしまったりすることもあるでしょう。しかし、一旦リズムができてしまえば、休日が多い勤務形態のため、家族との時間を増やしたり、趣味を楽しんだりすることもできるようになり、プライベートと仕事の両立がしやすくなります。

昼日勤や夜日勤タイプの特徴とは

昼日勤は、会社員と同じように、朝から夕方まで働くというスタイルです。その間に休憩時間もあり、一週間の間に1日から2日程度の休日も取ることができます。勤務時間が規則的で、拘束時間も一般的な企業に勤めている場合とほとんど変わらないため、体への負担が少なく、女性や高齢のタクシー運転手から人気の働き方でもあります。

一方、夜日勤は、夕方から深夜の時間帯に働くスタイルです。休憩時間や、一カ月あたりの休日数は、昼日勤の場合と同程度です。夜日勤は給料がアップするため、高収入を希望するドライバーから人気の勤務形態です。ただし、長距離移動の乗客が多く、酒に酔った乗客も多くなるため、昼日勤に比べると負担は大きくなります。